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足立区竹ノ塚の
鍼灸整体院
治癒までの流れ
宮島治療室に来て頂いた方には少しでも良くなってもらいたいと思っています。
もちろん人それぞれに違いはありますが、特に慢性的な長い頑固な症状をお持ちの方はお読み頂く事で安心して施術を受けて頂けると思いますので、様々な症状にある程度共通している治癒までのプロセスを書きました。
◎治癒までのプロセス
施術では色々な事を行なっていますがやっている事を大きく分けると、以下の二つに集約されます。
1、あるべき状態(健康で快適な状態)の再設定
2、あるべき状態に戻る為の「睡眠」の質の向上
1、あるべき状態の再設定
身体には、常にある一定の状態をキープしようとする力が働いています。
治療に来られる方は様々な問題を抱えて来られますが、多くの場合は何かしらの身体の癖が強くなっている状態となっています。
その中で、長く患われている方は特に身体が楽な状態をしばらく感じていないので「良い状態を忘れてしまっている」という事が起こっています。
宮島治療室ではこの身体が楽な状態を体験 経験してもらうという事を特に大切に考えています。
上記しましたが身体には、体温、血圧、血中酸素濃度、細胞内外のイオンバランス、ホルモンバランスなどなどの基本的な体内環境を維持する事から、筋肉の緊張からくる骨格の乱れなど身体の内外の機能から心まで含め、日々の生活の中での動きや疲れからくる乱れから「ある一定の状態」に勝手に「戻る」機能があります。
これを「ホメオスタシス」や「恒常性維持機能」と呼びます。
不具合を持つ多くの方は、この戻るべき「一定の状態」の設定値がずれてしまっています。
先ずはあるべき状態を脳に再認識させる事が非常に重要になってきます。
身体は「快」を求めますので一度楽な状態を体感してもらうと、そこに戻ろうと「一定の状態」を勝手にあるべき状態に再設定します。
身体の癖を取る事、そして楽な状態を体験 経験してもらう事で自然と身体が勝手に良い状態に戻してくれます。
2、あるべき状態に戻る為の睡眠の質の向上
あるべき一定の状態を保つ働きは脳が行なっています。
脳は睡眠でしか休息、回復出来ませんので、脳を良い状態で働かせるには質の良い睡眠が大切になります。
戻るべき状態が再設定された後に大切になるのが「睡眠の質を高める」という事になります。
一晩寝たら身体がちゃんとリセットされているでしょうか?
睡眠は時間と質で決まりますが、質に問題のある方が非常に多く見られます。
深い睡眠は究極にリラックスした状態です。
首や腰が固まっている方はどうしても横になった時にリラックス出来ずに深い睡眠に入れません。
首と腰が緩むと身体がベッドに沈み込むような感覚を覚えます。
反対に緊張が抜けていないと腰や背中、膝裏などベッドとの間にすき間が出来て、浮き上がってきます。
私たちはこれを、「寝ているのに立ち上がっている状態」と表現します。
仰向けで寝れない方は首や腰の硬さが原因の場合があります。
ちゃんと寝れる事により、ちゃんと起きて活動する事ができます。
宮島治療室では身体がベッドに沈み込む様な状態を作り出す治療を行なっています。
睡眠の質を下げない為に特に回復期には以下の二つを気をつけてもらえればと思います。
1、光の遮断
2、アルコール
アルコールと光は脳を興奮させる作用があります。
睡眠のサイクルは光に大きく影響されています。
豆電球の光でも脳は興奮する事が分かっています。
特に携帯やパソコンの画面は就寝前には少し控えた方が良いと思います。
治癒までの回復期は少しこの2つを意識する事で効果が大きく増進します。
◎日常で気をつける事
運動や姿勢についての細かい指示はありません。
それは、同じ姿勢や運動でも、その人のその時の状態によって良くも悪くも作用しますので、来られた方にその時必要だと思われる事があればお伝えしています。
基本的に宮島治療室でお伝えしている事は2つだけ、
1、同じ動作の繰り返し
2、長時間の同じ姿勢
どの様な姿勢でも構わないと考えていますが、上記の2つがあるとどうしても身体に癖が出来てしまいやすく不具合の原因となる事があります。
仕事上の動きはもちろんですが、特に凝り性の方や何か集中し過ぎたりすると身体に癖が入りやすくなります。
この癖があるべき状態から離れていく一つの原因となります。
◎その他気をつける事
1、過度のストレス
2、暴飲暴食
適度なストレスは身体と心に良い張りをもたらしますが、過度のストレスは自律神経を
乱します。
また弱いストレスでも継続的にストレスがかかり続ける事で同じように乱れてきます。
この様な方はストレスがない時間を意識的につくる事が必要になります。
オンとオフの切り替えがなくなってくると身体のバランスが崩れやすくなります。
会社や学校など特定の集団に所属しなければならない人が多いので難しいことかもしれませんが少しだけ意識してみて下さい。
そして、内臓の疲れとのいうのは意識に上がりにくいですが身体全体に影響を及ぼします。
基本的に野生の動物は必要以上に食べる事はしません。
「何を食べるか」の前に「どのくらい食べるか」が大切になります。
難しく考えなくて良いので「適度に」を心がけてもらえれば大丈夫です。
度が過ぎた時は意識的に一回オフ!短い時間でもオフが入る事でかなり差が出ます。
◎最後に
身体は複雑系であり、原因は一つではありません。
身体は常に勝手にあるべき状態に戻ろうとしています。
この自然の働きを上手く誘導してあげるだけで身体は驚くような力を発揮します。
身体はいつも勝手に戻ろう(治ろう)としていますがこの作用を妨げる大きな要因として、
・極度のストレス
・暴飲暴食
・睡眠不足
が挙げられます。
何事も「ほどほどに」が大切であると考えます。
ほどほどにしていれば身体が勝手に治してくれますので安心して治癒のプロセスを歩み下さい(^O^)
最後までお読みくださりありがとうございます。
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