足立区竹ノ塚の
鍼灸整体院
アキレス腱炎
アキレス腱周囲炎
アキレス腱包炎
ランニングや瞬発的なスポーツ(特に頻回のジャンプ動作)をやっている方などが、ふくらはぎの筋肉の牽引が繰り返される事により、アキレス腱への負担が重なり、アキレス腱の周囲に炎症が起こります。
・体重をかけてアキレス腱を伸ばすと痛みが出る、
・アキレス腱をつまむと痛い、
・腫れて熱感がある、
症状が進行すると、歩行だけでも痛みが出たり、安静時にも痛みを感じるようになります。
アキレス腱周囲炎、アキレス腱包炎、ふくらはぎの筋肉の部分断裂、かかとの骨の変化、など似た様な症状があり鑑別診断が必要ですが基本的にはどれも足のオーバーユースが原因となって起こる疾患です。
かかとの骨を中心に足裏の足底筋膜とアキレスは引っ張り合っています。
この引っ張り合いのバランスが崩れると、
足底筋膜炎やアキレス腱周囲炎やかかとの痛みとなります。
症状は違いますが、どれもこのアンバランスが原因となっています。
アキレス腱周囲炎やアキレス腱包炎の場合はかかとの骨のズレや足裏の足底筋膜の硬化が見られますので、足裏やかかとの骨の調整をするとその場で痛みの変化を感じれます。
オーバーユースによる障害ですが、バランスが整えばその場で痛みが変化し、炎症が治るのも早くなります。
動きの連動としては、腰椎の回旋の可動域があるかないかで下肢への負担がかなり変わりますので、腰椎の回旋の調整は必須になります。
◎炎症について
アキレス腱周囲炎に限らず炎症が起きやすい人、炎症が慢性化しやすい人がいます。
この様な人は扁桃の慢性的な炎症がある場合があります。
扁桃は、咽頭扁桃、耳管扁桃、口蓋扁桃、舌扁桃(ワルダイエル扁桃輪)の扁桃で外来の抗原刺激に対して活発に免疫応答する免疫の第一線基地(免疫臓器)であるとともに、生理的慢性炎症臓器(感染臓器)であるという矛盾した性質がありバランスを取っています。
この様なことから扁桃は慢性疾患の病原巣となりうるものです。
扁桃を病原巣として、菌体成分、細菌毒素、或いは細菌の障害等はリンパ管や血管を介してその人の弱い所に行き炎症を起こさせ、それが慢性化している場合が非常に多いです。
のど風邪を起こしやすい人などは慢性扁桃炎の疑いがあります。
根本的改善としてこの扁桃炎に対してのアプローチが必要な方もいらっしゃいます。
宮島治療室では、
局所的なバランスの改善から痛みを変化させ、
全身の動きの連動を整え、アキレス腱に負担のかからない動きを身体に覚えさせ、
炎症が起こりやすい体質の改善を行い、
局所的な調整と、長期的、根本的な調整を同時に行ない、
その場で変化を感じてもらうことはもちろんですが、同じ練習量でも症状が出ない身体づくりをしていきます。